本文へジャンプ
ホーム > 診療科のご紹介 > 各科のご紹介 > 泌尿器科

泌尿器科

科の特徴

  1.  上部尿路結石治療として当院は体外から衝撃波で破砕するESWL装置を1987年10月に愛知県下で最も早く導入し、現在は2009年11月から導入したドルニエ社製デルタⅡ破砕機で治療を行っている。最近の傾向として、軟性鏡の進化によりより確実性の高い尿管鏡による治療の比率が高まっている。2015年に軟性尿管鏡と硬性尿管鏡を1台ずつ追加購入し現在は3台の細径硬性尿管鏡と3台の軟性尿管鏡を用いTULを行っている。
  2.  Endourologyに力を入れており、1991年7月に、日本で最初に腹腔鏡による腎臓摘出手術を施行、1992年に世界にさきがけて腎癌に対し腹腔鏡下根治的腎摘術を行った。近年は特に尿管結石に対する経尿道的摘出術が著しく増加した。2014年以降、軟性尿管鏡を用いた腎内結石の砕石が増加している。また、外科の和田医師の退職にともない副腎の腹腔鏡手術を当科で行うようになり、2015年には3件の手術があった。
  3.  1986年2月に第一例目の献腎移植を行って以来28年間に生体腎を含め、154例の腎移植を行っている。2015年は生体腎を1例、献腎移植2例であった。特筆すべきは献腎ドナーを2例(脳死ドナー1例、および心臓死ドナー1例)の提供があったことである。4腎とも当院で移植することはなかったが1年間に2例のドナーが出たことはドナーアクションプログラムの成果の現れと考えている。今後も継続的に活動を支えていく予定である。
  4.  尿路性器癌に対し手術および化学療法を中心とした集学的治療を行っている。機能温存を重視した出血量の少ない安全な手術を心がけており、前立腺癌に対する全摘術において、ソフト凝固術を中心とした最少出血手術技術と術後の超早期尿禁制の獲得を可能にした前立腺尖部被膜剥離術(Peel technique)を確立し症例を蓄積させているが、ロボット補助下の手術が保険で認められてからは当院での手術件数は減少傾向にある。膀胱癌に対する膀胱全摘は23例と前年より減少したが、TURBTは217件に増加、BCG膀胱注入療法も58例あり、全国でもトップクラスである。患者数の多さから新薬の治験にも新たに参加、開始している。腎癌治療において小径腎癌は残腎機能を可及的に残すという意味から部分切除が標準的になってきている。腎部分切除においてはアプローチ法や阻血法などにまだまだ改善の余地があるが、当院では小切開下での実質クランプ法を中心に治療している。この方法では腫瘍部以外の実質への血流を遮断せずに治療を行うことができ、腎門部クランプ法に比較して残存実質の早期機能改善に有効であることが確認されている。転移を有する腎癌において分子標的薬が使用されるようになり7年が経過したが、2014年に発売されたパゾパニブ(ヴォトリエント)を当科ではいち早くfirst line治療として導入し、症例数は県内最多である。
  5.  排尿ケアセンターについては別途記載する。

2015年の実績など

症例数

1日あたりの平均外来患者数は136人。入院患者数は31人。1年間の手術件数は約600件(ESWL除く)ある。

2015年の主な手術

膀胱全摘除術(開腹):23件(代用膀胱6件)
副腎摘除術(開腹):1件(鏡視下):3件
腎部分切除術(開腹):14件、(小切開):8件
単純腎摘除術(開腹):3件、(鏡視下):0件、(小切開):0件、
根治的腎摘除術(開腹):6件、(鏡視下):5件、(小切開):9件、
腎尿管全摘膀胱部分切除術(開腹):5件、(鏡視下):4件、(小切開):10件
移植用腎採取術:3件
腎移植術:3件
前立腺全摘(小切開):42件
経尿道的膀胱腫瘍切除術:217件
体外衝撃波砕石術(ESWL):183件
経皮的腎・尿管砕石術(PNL):12件
経尿道的尿管砕石術(TUL):135件
経尿道的前立腺切除術(TUR-P):41件
尿管膀胱吻合術(VUR防止手術を含む):1件
尿失禁手術(TVT、TOT):5件
精巣摘出術:6件
前立腺生検:273件

  外来受診担当医表はこちら

医師紹介

小牧市民病院

ページトップへ

ディレクトリーナビゲーション