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整形外科・リハビリテーション科

科の特徴

 当科は常勤医師11名(うち整形外科専門医7名)および代務医師2名より成り、上肢、下肢、脊椎と広く運動器の疾患・外傷を治療対象としています。専門医は特殊専門外来を担当し、専門性の高い治療を行っています。また、若手医師は整形外科一般を対象とし、日夜研鑽に励んでいます。高度な医療を担う3次救急病院として、多発外傷をはじめ交通事故や労働災害による外傷患者を広く受け入れています。

対象疾患など

 骨折の治療一般においては、最先端の治療法を積極的に取り入れており、できる限り侵襲の少ない手術方法を選択しています。高齢者の大腿骨頸部骨折の治療では、認知症などの合併症を予防する目的で、積極的な手術療法と術後早期のリハビリテーションを行っています。地域連携パスにより当院と他の病院や診療所が術後リハビリテーションを連携して行い、救急外傷の患者のためにベッドを確保するように努めています。

ナビゲーションシステム
 ナビゲーションシステム

 変形性関節症や関節リウマチに対して、人工関節置換術を中心とした関節再建術を行っています。2016年の人工骨頭を除く狭義の人工関節手術症例は141例(股関節61例、膝関節80例)でした。その内、再置換術は9例であり、10年以上前に初回手術を受けた患者さんや感染症例が多かったです。クリニカルパスを基に、術前検査、手術、リハビリテーションを行っており、入院期間は人工股関節置換術、人工膝関節置換術ともに約3週間でした。人工膝関節置換術においてはナビゲーションシステムを、人工股関節置換術においてはコンピューター3D術前計画ソフトを使用して精度の高い手術を行っており、手術手技やインプラントの選択においても改良を加えています。一部の人工関節手術には低侵襲手技を用いていますが、いたずらに皮膚切開を小さくすることなく確実な手術を目指しています。

 2016年の脊椎手術症例は132例でした。頚椎椎間板ヘルニア、頸椎症性脊髄症、環軸椎亜脱臼、腰椎椎間板ヘルニア、脊柱管狭窄症、転移性脊椎腫瘍などに対する手術を行っています。顕微鏡下手術に加え、内視鏡下手術も症例が増えています。同手術は小皮切で、疼痛が少なく、術後社会復帰も早いのが特徴です。

 手の外科手術は226例であり、その内外傷が126例と多くを占めていました。橈骨遠位端関節内骨折に対する骨接合術において積極的に手関節鏡を導入しより正確な整復固定を目指しています。また、手足の変形矯正術や人工関節置換術など関節リウマチに対する手術は13例であり、生物学的製剤の進歩とともにやや減少傾向にあります。


悪性新生物に対する治療の対応状況はこちらをご覧ください。

2016年手術実績

全手術症例:1610例  (全身麻酔647例、その他963例)

1.関節外科:293

人工関節置換術:217 股130(全置換61、人工骨頭69)、膝80(全置換77、片側置換3)
肩3(リバース2、人工骨頭1)、手指2、足趾1、肘1
関節鏡:45 膝33、肩11、股1
その他:31  

2.骨軟部外傷(手、脊椎および人工骨頭を除く):639

上肢―鎖骨 骨折・脱臼:245
骨盤―下肢 骨折・脱臼:351
軟部損傷:31 
偽関節手術:11
骨延長術:1

3.手の外科:226

外傷:126
関節リウマチ:3
腫瘍:4
その他:93

4.脊椎外科:132

頚:42
胸:6
腰:84

5.腫瘍(手、脊椎を除く):16

6.末梢神経(手を除く):15
7.切断術:19
8.抜釘術:197
9.デブリードマン:73

教育および学会活動

 当科は名古屋市立大学整形外科の教育病院として、医学生の学外実習を定期的に担当しています。また、学会活動にも力を入れており、日本整形外科学会などの国内学会や国際学会において多数の研究発表を行っています。

専門外来について

リウマチ外来

 関節リウマチの患者さんを対象としたリウマチ外来を毎週火曜日に行っています。適切な薬物療法を治療の中心とし、タイミングを逃さない手術療法を心掛けています。生物学的製剤など新しい治療薬も使用可能です。呼吸器内科のご協力のもと適応のある患者に生物学的製剤を導入しており、2016年の投与実人数は147人でした。予約制であり、現在他院で治療中の方は紹介状を持参してください。また、年2回春と秋にリウマチ教室を開催しています。患者さんが最も知りたい薬や手術の話、日常生活のヒントなど、毎回話題を替えて行っています。興味がある方は当ホームページの病院からのお知らせをご参照ください。


小児整形外来

 毎月第3木曜日の午後、名古屋市立大学の代務医師による小児整形外科の専門外来を行っています。先天性股関節脱臼など小児特有の整形外科疾患を治療しています。予約制であり、現在他院で治療中の方は紹介状を持参してください。


  外来受診担当医表はこちら

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小牧市民病院

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