
院長あいさつ
院長あいさつ
小牧市民病院のホームページへようこそ
小牧市民病院のホームページをご覧いただきありがとうございます。
当院は、愛知県の尾張北部医療圏で急性期医療を担う基幹病院です。「救命救急センター」「がん診療連携拠点病院」「地域医療支援病院」「災害拠点病院」の指定を受け、急性期医療を担うDPC対象病院の中では、大学病院本院に準ずる高機能な病院として、「DPC特定病院群」の適用を受けています。
新型コロナウイルス感染症が感染症法上の5類に変更されてからほぼ2年が経過しました。残念ながらこの感染症は終息することなく、市中をはじめ医療機関でも継続して感染者が確認されています。社会での関心の低下に伴って感染対策が緩んでしまいがちですが、高齢者や基礎疾患を持つ人には、重症化や基礎疾患が悪化しかねない厄介な感染症です。状況に応じた臨機応変な対応が必要と考えますので、感染のリスクが高い場面では、引き続き感染対策を心がけていただきますようよろしくお願いします。
日本ではこの20年近く人口が減少し続けており、毎年の出生数は減少の一途をたどっています。働き手である生産年齢人口の急速な減少に備えて、医療現場では業務の効率化や自動化、タスクシフト・シェア等による働き方改革を早急に進める必要があります。定着した方法を変えるには困難が伴いますが、地域に必要な医療を提供し続けるためには避けて通れないプロセスであり、病院の全職員が一丸となって取り組みを進めています。この取り組みには、当院を利用される皆様のご協力も不可欠です。適宜情報提供をしてまいりますので、ご理解、ご協力のほどよろしくお願いします。
当院は、理念に「医療を通じて、安心して暮らせる地域の実現に貢献します」を掲げています。これまでも注力してきた救急医療、がん診療及び高次医療をさらに充実するとともに、刻々と変化する地域のニーズを適切にとらえ、周辺医療機関との役割分担・連携を推進することで、住民の皆様が地域の中で切れ目なく質の高い医療を受けていると実感できるような医療提供体制を目指してまいります。
今後とも、皆様のご理解とご支援をよろしくお願いします。
令和7年4月
院長 谷口 健次
※タイトルの院長のイラストは当院職員が描いたものです。