NPO法人ささえあい医療人権センターCOML(以下、コムル)は、患者さんが自立・成熟し、主体的に医療に参加することを目指して1990年に活動を始めた認定NPO法人です。
今回、コムルの活動の1つである「病院探検隊」を当院にお迎えし、病院見学や模擬患者としての受診を通じて、患者さんの視点から病院改善のための提言をいただきました。
当日の様子
11月21日(火曜日)、コムルの山口育子理事長を始めとする病院探検隊メンバーが来院されました。
午前は、外来や病棟などの見学と、模擬患者としての受診。
昼食は、入院患者さんの給食(普通食や、減塩食・婦人科食などの特別食)を試食していただきました。
午後は病院探検隊メンバーからのフィードバック。
見学、受診を総合して、感想や意見、普段はなかなか気づくことのできない指摘と具体的な改善の提案、さらには「職種を問わず職員が生き生きしていて院内に活気がある」という評価もいただきました。
日頃の患者さんへの接遇のあり方や環境の整備について改めて振り返る大変貴重な機会となりました。
病院探検隊からの提言を活かしつつ、今後とも、病院の理念に掲げる「恕の心で患者さんに寄り添う病院」を目指して、病院全体の接遇力の向上と改善に取り組んでまいります。