診療科・部門紹介medical and departments

治療の流れおよび受診方法

ガンマナイフ治療の流れ

ガンマナイフの治療は完全な予約制で行います。症例の御紹介をいただいた場合、当院のガンマナイフ担当医により適応および治療の時期を十分に検討して治療日を決定いたします。
ガンマナイフ治療は3割負担の場合には、お部屋の種類にもよりますが、窓口でお支払いいただく金額は概ね20万円弱となります。 なお、所得によって、高額療養費の申請が可能な場合があります。高額療養費については各保険者にご確認ください。
治療は基本的に2泊3日で行いますが、分割照射を行う時には入院が一週間程になります。

第1日目

午後からの入院となります。必要に応じて画像検査などがございます。

第2日目

静脈麻酔および局所麻酔薬を併用した状態で、頭部固定用のフレームを装着致します。静脈麻酔により寝ている間に終わるために、痛みを感じる患者様はほとんどいません。その後、頭部フレームが付いた状態でCTやMRIなどの画像検査を行います。脳動静脈奇形や硬膜動静脈瘻の患者様は脳血管撮影もございます。これらの情報をガンマナイフ専用コンピューターに転送し、実際の病変部位に対する治療計画を行います。引き続いて実際のガンマ線照射を行う治療段階に入ります。治療時間は病変の種類・ 大きさ等により異なりますが、おおむね30分から2時間位です。
病気によってはマスク固定による分割照射を行うこともあり、分割回数によって入院日数が延長します。

第3日目

午前中に退院となります。
治療後は、治療病変の変化を確認するために約3ヶ月から6ヶ月毎に定期的なMRI画像やCT画像検査がございます。紹介元の病院で画像を撮影して頂き、我々もその画像を見させて頂く方針をとっております。

患者さんの受診方法

ガンマナイフ治療担当医の外来は、木曜日以外のam8:30からam11:30が受付時間となっております。
現在通院している病院で担当の先生より紹介状と画像CD-R(または画像フィルム)を用意して頂き、受診の際にご持参下さい。
病診連携を通じて前もって診察予約をしていただくとスムーズに受診できます。